毎年毎年4月はアメフトファン必見のNFLドラフトのシーズン。今年もやってきます!
NFLドラフトってなんなんじゃい?
NFLドラフトとは、アメリカンフットボールの世界最高峰リーグNFL(National Football League)のドラフトのこと。毎年4月に翌シーズンから加入する選手を各チームが選択して交渉権を獲得するアメリカでは大人気のイベント。
なぜならNFLはアメリカでは最大級に人気のスポーツエンターテイメントだから。NFLを知らなくても『スーパーボウルのハーフタイムショー』は聞いたことがあるでしょう。
2022年シーズンのスーパーボウルハーフタイムショーは歌姫リアーナでした。
世界中で大人気のNFLのルーキー争奪戦のドラフトが2023年4月27日から29日の3日間で行われる。毎年開催地が変わり、これもファンにとって大きな魅力。
今季はミズーリ州カンザスシティで開催される。ちなみに来年2024年はミシガン州デトロイトで開催が決まっている。
NFLドラフトの魅力ってあるん?
正直、愚問です。
魅力しかないです、すいません。
NFLを目指す世界中のフットボーラーの夢の舞台です。1年で262人しか選ばれません。
プレイヤーはもちろん関係者やファンにとっても一大イベントです。
選手たちは、バッチバチにイケイケで望みます。特に1巡で選ばれる可能性が高い選手たちはハンパなくカッコいいです。
彼ら、22歳前後でこの雰囲気です。
アメリカではスーパースターたちです。
メディアも賑わうこのイベントは、ビジネス面でも大きな役割を果たします。
広告はもちろん、スポンサーや会場など至る所で大きな金額が動きマネタイズされています。
NFLドラフトのメインスポンサーはアメリカのビール会社である"Bud Light"が契約済み。2011年からNFLの公式スポンサーとして活動中。
今季ドラフト注目選手
さあ、今季はどんな選手が揃っているのか。毎年カレッジで活躍するスーパールーキーたちがいる。
会場入りする選手たちはこんな感じになっている。
今季最大の注目選手はフロリダ大学のAnthony Richardsonだ。
ずーっと注目選手だったわけでなく、同じ大学にはライバルも多かった。
ただし彼、バケモンみたいに肩が強い。NFLが主催するコンバインでのパフォーマンスが凄すぎた。平気で軽く60ヤードを投げた。ハンパじゃない。
お次はテキサス大学のBijan Robinson。
ジャイアンツのバークリーに匹敵する大学スタッツを記録した彼はすでに数々の有名アスリートが所属するスポーツエージェントと契約済み。ランボルギーニを既に所有しているらしい。
お次はケンタッキー大学のWill Levis。
イケメンフェイスのQB、ペン州立大学からケンタッキー大学に編入しスターターへ。
肩も強く、ドラフト上位候補。
出立ちや雰囲気から裕福感が漂う彼のガールフレンドももちろん美人さん。
最後にオレゴン大学のChristian Gonzalez君。
オレゴンダックス特有のオシャレさを自身でも体現。
ドラフト有力のコーナーバック。
コロンビアのルーツを持つ彼は背番号0番を背負うイケイケ具合。
ドラフトのルールは特殊
ドラフトはNFL32チームが順番に交渉したい選手を選んでいく。その順番は全シーズンのリーグ戦の順位で決まる。
つまり昨シーズン最も結果が出なかったチームから今シーズン加入の最も良い選手をピックできる仕組みになっている。
リーグの公平性が保たれた素晴らしいシステム。ピックされる学生は誰しもが強いチームに行きたい。しかしNFLではそう簡単に叶わない。
逆に新人の有望選手、特にQBは先発を務め、1年目からNFLの猛者たちと戦うことになる。
今季のドラフト1位指名権はパンサーズが持っている。3月にシカゴ・ベアーズと全体1位指名権をトレードした。
ライオンズ、テキサンズ、シーホークス、イーグルスの4チームが1巡で2界の指名権を持っている。
ちなみに昨シーズンの1巡指名された選手の一番多かった出身校はジョージア大学。
毎年、アラバマ大学やオクラホマ大学、ルイジアナ州立大学などが有力だが近年はジョージア大学が力をつけている。
NFLドラフトの指名権歴史
昨年の1巡ではジョージア大学から5人指名がありナンバーワン大学になったが、過去のNFLドラフト全てではどこの大学から最も指名されているのか。
1967年からのNFLドラフトで最も指名数が多かった大学は南カリフォルニア大学となった。続いてオハイオ州立大学、ノートルダム大学、ペン州立大学、マイアミ大学の順番。
ランキングを見ると意外だなと感じる。
そして忘れちゃいけないドラフトファッションスタイル。
過去の選手たちも超渋い。
ドラフトの最下位は下手?
華々しいドラフトだが、もちろんドラフト最下位も存在する。毎年第7巡全体262位まで指名されるNFLドラフト。
262位の最後尾には"Mr. Irrelevant"というあだ名が付けられる。
ドラフトでピックされること自体、非常に名誉であり素晴らしいことだが、ビリといえばビリである。新加入新人の中で最も期待されてないと言っても過言ではない。
しかし、昨年その"Mr. Irrelevant"にある物語が誕生した。
サンフランシスコ・49ersのブロック・パーディー君は昨年のドラフト262位のQBだったが、シーズン途中から出場し、あの伝説のトム・ブレイディに勝った。
そこから試合に出続け結果を残した。
今季の"Mr. Irrelevant"にも注目しよう。
NFL DRAFTが楽しみになってきた!
いよいよすぐそこに迫った2023年NFLドラフト。今季もスーパースターたちが気合いを入れてやってくる。
様々なドラマが詰め込まれているNFLドラフト。涙あり笑いありの3日間を思う存分楽しもう!
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